公共機関 - 看護師の仕事の種類ナビ

【公共機関】看護師の仕事種類

看護師の職場には様々なものがあり、その1つに公共機関があります。公共機関にも様々な種類がありますが、主に保健所や役所などで求人があります。このような施設では、一般的に医療行為をすることは少ないのが特徴です。

 

公共機関での看護師の仕事内容

 

地域の条例などによって担う役割や業務内容が異なりますが、保健所などではその地域の医療制度などを整備したり、未熟児や難病患者の自宅を訪問して経過観察を行ったりすることが多く、健診を実施している施設では健康診断を行うこともあります。仕事の種類も様々で1人で受け持つ業務量も比較的多く、外回りを伴う場合もあります。また地域の人を対象とした講習会を開催したり、地域のイベントに参加して病気の予防を呼びかけたりと、地域に密着した業務が多いのも特徴です。

 

公共機関で働くと看護師は公務員として扱われる

公共機関で看護師として勤務する場合は公務員として扱われるので給与面で安定しており、この点は最大の魅力でもあります。病院やクリニックなどの医療機関で働く場合に比べると、月給や年収は高くないですが、経営状況などを気にする必要がないので月々の給料も安定しておりボーナスも年2回しっかり支給されます。

 

また給与面だけでなく、福利厚生が充実していることや有給休暇を取得しやすいのも、公共機関で勤務する魅力の1つです。公務員なので土日・祝日は基本的に休みであることに加え、夏季休暇や育休・産休なども取得できるので仕事とプライベートを両立しやすい職場です。そのため、子育てをしながらでも働ける仕事として、人気があります。

 

●なかなか求人が出ないのがデメリット

公共機関では求人がそれほど出されず、募集人数も若干名であることがほとんどです。正職員として働く場合には看護師の資格を取得後、公務員試験に合格する必要があります。
正職員の求人は年に1回ですが、産休・育休中の職員の補充や人手不足などの理由で、非常勤や臨時職員といった数種類の雇用形態で看護師を募集する職場もあります。そのため正職員以外の求人は、日頃から求人情報をチェックしておくと見つけやすい良いでしょう。