シップナース - 看護師の仕事の種類ナビ

【シップナース】看護師の仕事種類

病院などの医療施設や老人ホームなどの福祉施設ではもちろん、最近では企業や大学、研究施設など様々な職場で看護師が必要とされています。医学的知識と救護技術をもつことから、安全や衛生管理、健康管理などの業務において活躍することができます。こうした職場においてはフルタイムの仕事もあればバイトやパートの仕事もありますが、より特殊な働き方の1つに、シップナースがあります。

 

シップナースの魅力とは?

 

シップナースが人気の理由は、多くの人と出会い様々な場所へ旅行できるという点がまずあります。クルーズごとにお客やクルーの顔ぶれが異なり、様々な出会いがあります。多くの客船は複数の外国を巡るため、寄港した際は観光を楽しむこともできます。旅行が好きな人にとっては、仕事をしながら旅行ができるのでお勧めです。
また、限られた設備の中で救護の工夫を考え、救護だけでなく書類などでも様々な仕事ができることが、幅広い知識の習得と技術の向上につながる点も人気の理由の1つです。

 

シップナースの仕事内容

 

シップナースとは、言葉通り船上の看護師のことで、長期間運行する大型客船の医務室に勤務します。もちろん、短期間運行の客船でも添乗することがあり、一口にシップナースといっても職場の種類は様々です。医師と二人で乗ることもあれば、他の看護師と共に複数人で乗船することもあります。

 

船上という場所で、限られた種類の薬品や設備の中、乗客やクルーの健康や衛生管理を行うことが主な仕事です。基本的に一日の労働時間は8時間であることがほとんどですが、客船の種類や看護師の数によっては変動することがあります。また、勤務時間外でも救急患者が発生すれば対応しなければなりません。

 

シップナースの看護師求人

求人の傾向としては、やはり臨床経験があること、また外国語ができることが望ましい傾向にあります。基本的な知識や技術は当然ですが、各国での検疫や救急患者の搬送など、様々な状況が発生します。乗客・乗り組み員を合わせて500〜800人を医師と看護師2人で診なくてはいけないこともあるので、判断力と行動力のある看護師が求められています。
また、薬剤師がいないことがほとんどで、そう言った場合には薬の管理についても行わなければなりませんので改めて勉強をしないといけないことも多いようです。