ツアーナース - 看護師の仕事の種類ナビ

【ツアーナース】看護師の仕事種類

看護師の人気のある働き方の1つに、ツアーナースがあります。一口にツアーナースといっても、添乗する旅行の種類は様々です。小学生や中学生、高校生といった学生でお馴染みの修学旅行に添乗したり、企業の団体旅行に添乗したりします。

 

中でも最も頼りにされる旅行の種類は、海外旅行です。不慣れな土地で言葉も通じないところでは、万が一体調不良や怪我をした場合に現地では中々適切な処置を受けることができません。顧客にとって、日本語がわかる看護師が添乗しているというだけで非常に安心感があります。また、最近ではスポーツ合宿や自然体験教室といった短期間の宿泊においても、健康管理や怪我の処置のため看護師が添乗することが増えてきました。

 

ツアーナースの仕事内容

 

ツアーナースは依頼に応じて旅行に添乗し、お客が体調を崩したり何らかの怪我をした場合などに、その場で救護を行い、症状や怪我の種類によっては病院への搬送などを手配する仕事です。
医療行為は病院勤務から比べると圧倒的に少なく、擦り傷や乗り物酔いなどの対応になることが多いようです。最近では旅行会社がサービスの1つとしてツアーナースが同行することを目玉にしているところもあります。

 

ツアーナースの求人

ツアーナースの求人は一年を通じて発生します。気候のよい春や秋は修学旅行や団体旅行、夏休みや冬休みといった学生の長期休暇においてはスポーツ合宿やスキー旅行の添乗などが代表的な求人です。旅行会社が企画する団体旅行については年中あります。

 

とはいえ学校行事などは毎年同時期に開催されることもあり、一度採用されると、毎年添乗できる可能性が高い仕事でもあります。どの時期にどのような求人があるか把握をしておくと、スケジュールが組みやすくなります。基本的には単発バイトや短期間の仕事をこなしていくことになります。単価の高い仕事であれば1日2万円前後になることもあるため、見極めて選ぶと良いでしょう。

 

旅行好きの方にお勧めですが、添乗する団体が子どもや大人、高齢者と様々なパターンがあります。自分がリラックスできる、もしくは話しやすい年齢層がお客である旅行を選ぶと、より気楽に業務をこなすことができるでしょう。